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コラム

2020.11.24
経理業務のクラウド化は退職による人手不足問題を解消できるか

クラウド化の流れ

従来の経理業務といえば、出納帳や請求書の手書きやエクセル入力、会計ソフトをパソコンにインストールして入力するというものでした。

しかし近年、IT化が進むことで会計ソフトをインストールするのではなくクラウド上にアクセスして使う時代になりました。

また経理業務に加え、請求書などあらゆる会社に関する情報をクラウド上に保存することでそのデータを簡単に共有することも可能になります。

ここで、クラウドツールにはどのような特徴があるのかメリットとデメリットを紹介していきます。

クラウドツールを使うメリット


入力作業の簡素化

銀行口座のデータやクレジットカード明細の連携、領収書の写真を撮ることによる自動仕訳読み込みなどは、従来一つ一つ手入力をしてから確認でしたが、

クラウドツールを活用することで、経理担当者の作業のほとんどは自動入力されたものを確認する作業のみになります。

請求書の作成、取引先の管理

クラウド上で作成した請求書は取引先と紐づいて保存され、その中で取引先ごとに入金の有無も管理することができます。

作成した請求書情報は会計と連動して自動的に売上の仕訳を作成することも可能です。

パソコンに不具合があった場合の対応

個別のパソコンに依存することなくログイン情報があればどこのパソコンからもアクセスできるため、

パソコンに保存していたデータが急に消えてしまった場合でもデータの引継ぎや破損を気にする必要はありません

クラウドツールを使うデメリット

ランニングコスト

会計ソフトを導入する時にまとめて費用を支払って終わり、というものではなく、

クラウドツールは会計や請求書作成、それらを保管するサービス全てが継続的な売り物になるため月額で使用料が発生します。

従来のパッケージ型のソフトに慣れている方は少し抵抗があるかもしれません。

パソコンの操作が必須

今まで手書きの台帳で経理業務、事務作業をしてきた方にとっては、

クラウドはパソコンの中ですべてを完結させるツールであるため少しハードルが高いと感じるかもしれません。

まとめ

クラウドツールを利用することで業務効率が格段に上がり人件費の削減や生産性の向上を見込むことができます。

経理担当者が退職してしまいなかなか良い人材が見つからない事務作業をもっと効率化したいと考えている事業者様、

クラウドを導入することでそのお悩みを解決できるかもしれません。

弊社ではクラウドツール導入支援もしておりますので、ぜひご相談ください。

 

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この記事を担当した執筆者

曽田税務会計事務所

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